BAD LOVE

永遠を約束したはずなのに、実際には沈黙だけが残され、その中で最も大きく響くのは自分の「なぜ」という声だ。そこには怒りと憂鬱、そしてこの愚かな誠実さがある - - 許すことは不可能だが、寂しくないようにするのはさらに難しい。言葉は喉に詰まり、恨みは思い出と争い、心の中にはまだ思春期の純真さが生き続けている。証拠もなく信じ、保険もなく愛し、パラシュートもなく飛び降りる。

音楽はこの矛盾を、嵐と凪が同時に存在する海のように運んでいる。叫びたい気持ちと、毛布に頭を隠して何もなかったふりをしたい気持ちの間で揺れ動く。それでも、行間からは力強さがにじみ出ている。それは、慣れ親しんだ世界が崩壊し、自分自身を再構築しなければならないときに訪れる、まさにその力強さだ。震える手でも、赤くなった目でも、もう別の自分になっているのだ。