このアーティストの他の楽曲 Kenshi Yonezu
説明
時々、世界は「ダメ」「遅すぎる」「そんなことありえない」って感じで、すごく狭く感じることがあるよね。すると、頭の中で突然、頑固な声が響く。「もっと遠くへ、もっと高くへ」。そして、心に傷を負った最もつらい日々さえも、前へ進む原動力となる。
この歌の英雄主義は、マントやファンファーレではなく、大切なものを守れる人間になりたいという願望についてだ。声が震え、涙で目が腫れ、歴史が転げ落ちても、それでも平和的なジェスチャーで手を上げる。それは約束のように、これから先はもっと明るくなるという約束だ。この曲は、弱さを飛翔の一部とし、疲れた歩みを夜明けへの道とする、脆い力についての音楽である。
歌詞と翻訳
原文
いつか僕らの上をすれすげに通り過ぎてったあの飛行機を不思議なくらいに覚えて る。 意味もないのになぜか。
不甲斐なくて泣いた日の夜に、ただ強くなりたいと願 ってた。 そのために必要な勇気を探し求めていた。
残酷な運命が絡まってるとして、それがいつの日か僕の前 に現れるとして、 ただ一瞬、この一瞬、息ができないなら、どうでもいいと思え たその心を。
もう一度。 遠くへ行け、遠くへ行けと僕の中で誰かが歌う。
どうしようもな いほどの熱烈に。
言いたくて、目を離した。 君が二度と悲しまないように笑う。
そんな日に なるための歌。
さらば掲げろピースサイン。 転がってくストーリーを。
守りたいだなんて言えるほど君が弱くはないの分かってた。
それ以上に僕は弱くてさ、 君が大事だったんだ。
一人で生きていくんだなんてさ、口をついて叫んだあの日か ら、変わっていく僕を笑えばいい。 一人が怖い僕を。
蹴飛ばして、噛みつ いて、息もできなくて、騒ぐ頭と腹の奥がグシャグシャになったっ て。
出会いも、けれんも、消えてしまう前に、今は触っ ていたいんだ。 君の心に。
僕たちはきっといつか遠く離れた太陽にすら手が届いて、夜明け前を 背に入れて笑おう。
そうやって、青く燃える火色に染まり、おぼろげな街の向こうへ、手を繋いで走 って行けるはずだ。
君と未来を盗み描く、ひねりのないストーリー を。
かさぶただらけ、荒くれた意地が、削り削られすぎ切れた今が、君の言葉で蘇る。
鮮やかにも現れてく。
さなぎのままで眠る魂を、誰かのまま捨てたあ の夢を、もう一度取り戻そう。
うぉーおーおーおー。 おーおーおー。
おーおーおー。 うぉーおーおーおー。 おーおーおー。
おーおーおー。 もう一度。
遠くへ行け、遠くへ行けと僕の中で誰かが 歌う。 どうしようもないほどの熱烈に。
言いたくて、目を離した。 君が二度と悲しまないように笑う。
そんな日 になるための歌。
さらば掲げろピースサイン。 転がってくストーリーを。
君と未来を盗み描 く、ひねりのないストーリーを。