Wherever you are

まるで別の人生からの絵葉書のように、「永遠に」という色あせた文字が記されている。音楽は、必要なだけ抱きしめておくという約束のように響く。ここでは、ドラマチックな大げさな言葉はなく、ただ、そばに永遠にいられるという、穏やかで頑固な信念がある。今日が最初の日であろうと百日目であろうと、二人がお互いにとって全世界である限り、その日はすべてお祝いの日になる。

フレーズは誓いのように流れるが、誇張はない。笑顔、そばにある温もり、そして何よりも、時間がどこへ連れて行こうとも、そばにいて、支え、支え、決して手放さない誰かがいるという感覚がある。この歌は、一瞬の閃光のような愛ではなく、静かで、絶えず、確かな、息のような愛について歌っている。