説明
すべてが、心が頑なに手放そうとしない記憶のように響く。空気は、長い眠りの後の朝のように、まだ遠くへ去った人の足音が聞こえるかのように、言い残された言葉で震えている。それぞれのコードは、その瞬間の幻影を捉え、「もう一度」を取り戻そうとする試みのように思えるが、心は知っている。もう永遠に遅すぎたのだと。
この歌には絶望はなく、ただ静かな忠誠心がある。それは、年月、交差点、夜明け、古い駅を共に歩むような忠誠心だ。ここで愛は叫ばず、ただ生き、音や都会の喧騒、ガラスの偶然の反射の中に隠れている。そして、おそらくは次の人生で、時間がチャンスを与えてくれるならば、そのシンプルな、永遠の「愛してる」を、ようやく伝えることができるだろう。
歌詞と翻訳
原文
これ以上何を失えば
心は許されるの
どれ程の痛みならば
もういちど君に会える
One more time
季節よ うつろわないで
One more time
ふざけあった 時間よ
くいちがう時はいつも
僕が先に折れたね
わがままな性格が
なおさら愛しくさせた
One more chance
記憶に足を取られて
One more chance
次の場所を選べない
いつでも捜しているよ
どっかに君の姿を
向いのホーム 路地裏の窓
こんなとこにいるはずもないのに
願いがもしも叶うなら
今すぐ君のもとへ
できないことは もう何もない
すべてかけて抱きしめてみせるよ
寂しさ紛らすだけなら
誰でもいいはずなのに
星が落ちそうな夜だから
自分をいつわれない
One more time
季節よ うつろわないで
One more time
ふざけあった 時間よ
いつでも捜しているよ
どっかに君の姿を
交差点でも 夢の中でも
こんなとこにいるはずもないのに
奇跡がもしも起こるなら
今すぐ君に見せたい
新しい朝 これからの僕
言えなかった「好き」という言葉も
夏の思い出がまわる
ふいに消えた鼓動
いつでも捜しているよ
どっかに君の姿を
明け方の街 桜木町で
こんなとこに来るはずもないのに
願いがもしも叶うなら
今すぐ君のもとへ
できないことは もう何もない
すべてかけて抱きしめてみせるよ
いつでも捜しているよ
どっかに君の破片を
旅先の店 新聞の隅
こんなとこにあるはずもないのに
奇跡がもしも起こるなら
今すぐ君に見せたい
新しい朝 これからの僕
言えなかった「好き」という言葉も
いつでも捜してしまう
どっかに君の笑顔を
急行待ちの 踏切あたり
こんなとこにいるはずもないのに
命が繰り返すならば
何度も君のもとへ
欲しいものなど もう何もない
君のほかに大切なものなど