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説明
この音には、古いカセットテープの面影がある。テープが切れるほど待ちきれずに、手で巻き戻したあのカセットだ。ここでのノスタルジアは、疲れた悲しみではなく、アスファルトとレモネードの香りが漂う夏のようなものだ。恥ずかしくて、そして甘い、そんな夏である。夢を持つ少女は、自分の「古い歌」を胸に抱きしめて前へ走る。まるでそれらが、周囲で崩れ落ちるものすべてから自分を守ってくれるかのように。
答えがなくても、毎日が眠れない夜の後と同じ朝のように感じられても、それでも走り続ける。このリズムには「なるようになるさ」という絶望的な思いが込められ、声には銀色の光が、心には夏を離さないという頑固な願いが込められている。たとえ夏がずっと前に敵になったとしても。
歌詞と翻訳
原文
夢見る少女はこの先ずっと、懐メロを抱えて 走る。 忌まわしき夏と共に。
怠惰 な日々の繰り返し。 故に背徳感に振り返り。
酷く澄ん でしまったかさぶたに。
雲に散ってしまいそう な音に。 夢や思いを乗せて。
喜んだ日々忘れるの。 銀色の身体へ。
夢見る少女はこの先ずっと、懐メロを抱えて走る。
答えは見当たらない。 伸び止まらない。
この先どうにかなるさって言った。
夢のひとかけらの 中で。
忌まわしき夏と共に。
だんだ ん 萎む心の中に。 しょうがないね。
うつ むいてる未来の君はさ、気さくに前を見た。
折 れてしまうような日々だってずっと、懐メロを抱えて 走る。
混沌もにざくはしゃいで音楽を舞 う。
夢見る少女はこの先ずっと、懐メロを抱えて走る。
忌まわ しき夏を叫べ。
懐 メ ロを抱えて。