Le P'tit

夕方はポケットの中のメモのようなもの―脂っこく、温かく、少しベタつく。200ディルハムは路上で再充電と隣り合わせだ。世界は街角で決まる。そこではディルハムについて、天気について話すのと同じくらい気軽に話される。ここで大きなことを成し遂げるということは、二度と戻らないことを意味し、その感覚はタバコやガソリンの匂いのように空気に漂っている。

信頼は死滅し、残ったのは鏡のような不信感だけだ。反射さえも疑わしい。季節は移り変わるが、構図は変わらない。四つの季節はすべて同じ灰色の輪となり、次々と価格が上昇し、四発の銃弾が飛び交うのが常態となっている。「友情のためではない」というジョークや「黙って、聞け」という指示に表れる、生存のための微妙なユーモアは、見た目よりもはるかに少ない救いしか与えていない。