説明
時には春さえも悲しく聞こえることがある。花が早すぎる時期に咲き、風がもう戻らないことをささやくとき。周囲は生き生きと輝き、前進しているのに、心の中には動かない何かが残っている――もうそばにいない人の影のように。
これは、喪失ではなく、明るい記憶についての歌だ。そこには絶望はなく、かつて与えられた温もりへの静かな感謝だけがある。それは長い冬の後の雨の香りを漂わせ、手のひらに落ちる花びらのざわめきのように聞こえる。すべては過ぎ去るが、優しさは頑固だ。それはいつも再び咲く方法を見つける。
歌詞と翻訳
原文
涙 こぼしても 汗にまみれた笑顔の中じゃ
誰も気付いてはくれない
だから あなたの涙を僕は知らない
絶やす事無く 僕の心に 灯されていた
優しい明かりは あなたがくれた 理由なき愛のあかし
柔らかな日だまりが包む 背中に ポツリ 話しかけながら
いつかこんな日が来る事も
きっと きっと きっと わかってたはずなのに
消えそうに 咲きそうな 蕾が 今年も僕を待ってる
掌じゃ 掴めない 風に踊る花びら
立ち止まる肩にヒラリ
上手に乗せて 笑って見せた あなたを思い出す 一人
ビルの谷間に 埋もれた夢も いつか芽吹いて
花を咲かすだろう 信じた夢は 咲く場所を選ばない
僕等この街に落とされた影法師 みんな 光を探して
重なり合う時の流れも
きっと きっと きっと 追い越せる日が来るさ
風のない 線路道 五月の美空は 青く寂しく
動かない ちぎれ雲 いつまでも浮かべてた
どこにも もう戻れない
僕のようだと ささやく風に キラリ舞い落ちてく 涙
散り際に もう一度 開く花びらは あなたのように
聴こえない 頑張れを 握った両手に 何度もくれた
消えそうに 咲きそうな 蕾が 今年も僕を待ってる
今もまだ 掴めない あなたと描いた夢
立ち止まる 僕のそばで
優しく開く 笑顔のような 蕾を探してる 空に